【細菌】
歯周病を引き起こすとされている細菌は、アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス(A.A菌)、プロフィロモナス・ジンジバリス(P.G菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P.I菌)、スピロヘータなどがあり、これらを歯周病菌と称します。
歯周病菌は空気を嫌う性質があるので、歯と歯ぐきの境目の溝の部分(歯肉溝)に棲みつきます。そこにどんどん細菌が増殖すると歯周ポケットが形成されて、歯肉の腫れを引き起こし、そのまま放っておくと歯槽骨まで破壊されてしまいます。
【体の免疫力】
免疫力を高めるために、歯周病に罹患し進行させないためにできることは次の通りです。
- 質の良い睡眠をとる。
- 適度な運動
- 腸内環境を整える。
- 笑顔は免疫を強化します。
- 正しいブラッシング、定期的なメインテナンス
【環境】
免疫力が低下すると、口の中の免疫作用が働きにくくなり、歯周病菌が増加します。また、免疫力を低下させる一因にストレルがあります。そのストレスによって食いしばりや歯ぎしりが起こることとなり、パワーバランスが崩れると歯がぐらついたり、割れたりして間接的に歯周病が進行することとなります。
ストレスを感じていると交感神経が優位になるため、唾液の分泌も少なくなります。そうなると、更に唾液による自浄作用が低下し、口腔内のプラークが蓄積することになります。また、ストレスを感じていると、タバコやお酒の量も増えることになるでしょう。そうなると、歯周病も悪化します。